リバークリーン

こんにちは、オールビーチズ運営チーム、佐藤です。コロナ禍と猛暑が続いておりますが、皆さんお元気でしょうか…?

オールビーチズでは、蔓延防止条例中は、検温・消毒・分散など対策を行いながら、ビーチクリーンをチームでも行ってきましたが、神奈川県にも緊急事態宣言が出ていますので、今月は人が集まる形式でのビーチクリーンは中止しました。なかなか思うような活動ができず、歯痒い所もありますが、できるときにできることを・・・。

さて、だいぶ前になるのですが、『海岸ゴミのほとんどは川から流れてくる』ということを知って、『川のゴミを拾いにいこう』と思い、東京マウンテンツアーズさんが企画運営している『多摩川リバークリーン』に個人的に参加してきました。ラフティングで川下りをしながら、ゴミを見つけたらそこまで漕いで、拾ってボードに載せ、かき集めていくんですが、これが最高に楽しかったので、ビーチクリーンじゃなくてリバークリーンはなりますが、今日はその様子をお伝えしたいと思います。(当初は緊急事態宣言などは出ていない状況でした)

▼東京マウンテンツアーズ
https://tour.tokyomountain.jp/sdgs/

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ツアーの内容(前半)

リバークリーンを始める前に、まず、「旅するように働く」を実践されている、株式会社パソナJOBHUBの加藤さんから、『海洋プラゴミ問題』や『循環型社会』などについて、基礎知識や海外の取り組み事例などを教えていただきました。オールビーチズでもキックオフミーティングや勉強会で、こういった話に触れるんですが、これはゴミを拾うモチベーションが高まるので、とっても大事なコンテンツでした。

そして、ウェットスーツに着替えて、準備運動もして、パドルを持ってボートが停泊している川まで移動してスタート!の前に、すでにボートに行くまでの間に、ゴミがいくつも落ちていることに気づきます。川のゴミは、故意や過失で陸からやってきたもの。川にたどり着く前にも拾うことができるんです。

▼出発前に空き缶をゲット

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パドルの使い方を教えていただいたら、この日は2チーム+スタッフボート1チームでスタート!このツアーでは、元ラフティング選手でラフティングプランナーの柴田大吾さんをはじめ、強力なスタッフさんがサポートしてくださいました。ラフティングのリバークリーンは、ゴミ拾いのイメージを変えてくれるような楽しさがあって、その楽しいポイントを以下にまとめてみました。

▼ラフティングプランナー柴田大吾さん

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ラフティングのリバークリーンが楽しい理由

1)ラフティングが気持ちいい
ゴミ拾いをスタートする前に、まずは純粋にラフティングを楽しみながら慣れる時間もあって、単純に楽しかったです。景色や川の水しぶきなど、自然をしっかり感じながら、身体を動かすことができるラフティングそのものがとても気持ちいい。私はビーチクリーンも砂浜や波打ち際を歩けるので、大好きで、ゴミ拾いの魅力の一つはこれだなと思いました。

▼純粋にラフティングを楽しむ私たち

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2)「ゴミを見つける」に必死になれる
そこいら中にゴミがあったら違うと思うんですが、この日の多摩川上流はそこまでなかったので、川岸にゴミがないかをボートを漕ぎながら必死に探します。自然の中の違和感を察知できるように、結構真剣になります。『こんなに、ゴミを求めたことがないくらい(笑)!』と参加者からも声があがっていました。この”宝探し感”も、ゴミ拾いに大切な要素だなと思いました。

▼こんな感じで岩場の上とかに打ち上がっていたりします

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3)ゴミがある場所までみんなで力を合わせるチーム戦
『あったー!』とゴミを見つけたら、そこまで流されずにしっかり力を合わせて漕いでいく必要があるので、チームワークが生まれます。ゴミの近くまでたどり着けたら、取れる位置にある人が手を伸ばして取る、その「チーム戦」がよく、ゴミを拾ったら『ナイスピック!』と声を掛け合って、とっても楽しかったです。

4)もう片方のチームよりも頑張りたくなるレース形式
どんどんボートにゴミを拾い上げていくんですが、2チームあったので、もう片方のチームに勝ちたい気持ちが出てきて、さらに必死になります。小さなゴミは素手でどんどん拾って、タイヤや看板など大物も一生懸命運びました!柴田さんは、リバークリーンでゴミの回収量を競う『青梅リバークリーンマラソン(主催:御岳カップ実行委員会)』も運営されているそうで、「レース形式」も盛り上がる要素だなと実感しました。ちなみに、リバークリーンマラソンはもともと台風の後に、川がゴミでいっぱいになり、通常のレースができなくなってしまった時に、初めてやってみた活動が今も続いているのだそうです。

青梅リバークリーンマラソン
https://mitakecup.org/riverclean
▼岸に降りて拾ったりもします

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▼タイヤ、ブルーシート、木の看板などもナイスピック!

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ツアーの内容(後半)

拾い集めたゴミを、市のルールに沿って処理していただく前に、撮影して観察。海岸の漂着ゴミと違うのは、原型をとどめていたり、大物がいること。海岸ゴミの多くは粉々になっているので、元の姿がわかりにくいんですが、川岸のゴミは捨てられた状態に近いものが多いです。タイヤやバンパー、看板などの重たいもの、何十年前の?って思うほど古いデザインの空き缶などが見られました。バーベキューの季節になると、バーベキューで捨てられるゴミ(食べ物のパッケージ、タバコや花火)が増えていくそうです。(これはビーチも同じかも)

▼この日回収したゴミ

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今回のツアーの参加者は、小学一年生から大人まで、幅広い世代の方がいらっしゃって、それぞれ感じたことをシェアする時間もありました。私はこれからの未来を生きていく子どもたちと、私たちや上の年代の方々が一緒になって想いを話すことは、とても大切だと思います。具体的に、この子たちのために、環境を守って行かないといけない、とイメージがしやすくなると思うからです。

今回のリバークリーンは、ゴミ拾いの魅力、楽しいゴミ拾いの方法、世代を超えて環境問題を一緒に考える大切さ、など改めて考えさせられて、とても勉強になりました!
今後のオールビーチズの活動にも、たくさん活かしていきたいと思っています。

オールビーチズ・運営チーム
佐藤佳奈

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